現在改修工事中の古着屋さんで、階段往復だけで約1万1千歩。足が棒になるとはこの事かと体感した　武本　博徳（大阪出身）　43歳です。会社は10年目を迎えました。

今日は表題にある「選ぶ側から選ばれる側へ」について
私たち住宅建築業界はお客様から選ばれ、そして業者や職人さんを選ぶのがこれまでの通例でした。「人材不足」と「住宅価格の高騰と新築の減少」この2つの要因によって流れが変わってきたように感じます。職人さんの多くは引く手あまたで、仕事に困っておらず、仕事を選べるようになってきています。つまりは私たち建築会社は職人さんたちから選ばれる立場に。住宅価格の高騰と新築着工棟数の減少ともない、いわゆるローコスト住宅というのは非常に厳しい状況になってきていると思います。安価販売し、多棟数建築する必要があるため全国展開しているような会社でないとかなり難しいのではないかと思っています。

一方、私たちのような中～高価格帯で着工棟数に制限をかけている会社には追い風だと思っています。よりよい職人さんと仕事ができるし、無理に多くの仕事をする必要がなくなるからです。より純度の高い仕事ができる環境ができつつあります。ただし、職人さんや業者さんから認められるのは、お客様から選んでいただく以上に難しい一面もあります。こちらの情熱や仕事のクオリティー、お支払いするお金が低ければ決してついてきてくれないからです。
これまで以上に気合をいれて頑張りたいと思います！

先日、一時期疎遠になっていた基礎屋さんから「武本くんと仕事がしたい！」とうちのスタッフに言っていたそうです。光栄です！頑張ります！