「地産地消」
食材なんかでよく聞く言葉。
この言葉をecoと同様に単なるファッションで終わらないようにないと。
料理にしても建築にしてもストーリーがあるものはすごく惹かれます。
大量生産。否定はしませんが好みません。
ずっと木造住宅に携わってきましたが
私自身、イマイチ「木」のことをわかってないと思ってました。
静岡ではこのような試みがあります。
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html
静岡には天竜、静岡、富士、伊豆と民有林があり
今回は富士地域に行ってきました。
森林のプランナー曰く
「その土地の木を使ったほうが木は腐りにくく、長持ちするとのことでした。」
木はその気候を覚えるそうです。
写真はヒノキの柱です。
ヒノキ木材の中で最も強く、耐久性があります。
小口の部分に割れがはいってますが、これは乾燥させた際にできたものです。
強度的には問題ありません。
よく野菜などはカタチが悪いと商品価値が下がるそうですが
味のクオリティーが下がるわけではありません。
それに近い感覚かな?と思ってます。
しかし見た目にデリケートな日本人の商品価値観に対応するため
現在は低温で乾燥させ割れが生じない技術開発もすすんでいるようです。
目に見えないところにもこだわる。
これはすごく大事なことです。
〒417-0051
静岡県富士市吉原3丁目3-16 ベルモビル4F-A