ここ数年で建築業界の高齢化や人材不足を日常でも感じるようになってきました。特に若い方が少ないのはとても気になります。
私も41歳をむかえ、考えることが以前よりも増えました。特に後進のことについてより考えるようになりました。どうしたら建築に興味を持ってもらえるのか？
若い人が働きたいと思うのか？クリアすべき課題は山積していますが、私なりに見出した答えは私たち世代が活き活き働くこと。これに尽きると思います。

先日、高校1年生の男の子に「将来何になりたいの？」という私の問いかけに対して「将来の夢は建築士になることです。」とかえってきました。
親御さんに理由を聞いたところ私が仕事をしているのを見て一緒に働いてみたいと思ったそうです。その場では私は平静を装いましたが内心とても嬉しかったです。思い立ったが吉日。早速夏休み弊社でアルバイトしてもらうと思っています。

15,6年前右も左もわからない中、憧れと希望と少しの不安を抱いてこの業界に飛び込んだ自分と重なり合わせながら、この若者をめちゃくちゃ応援したないと思いました。身を引き締めてより頑張りたいと思います。すごく嬉しい出来事のご報告でした。ではまた。