中古住宅を購入する際にいくつかご提案させていただくことがあります。
1、将来的な資産として考えるか?
2、期間を限定的に考え賃貸の延長として考えるか?
1の場合は多少金額的に高くても購入をおすすめします。2の場合ですと多少難条件があっても、少しでも安い物件がいいと思います。
中古物件の金額の内訳の多くは立地(もっとも資産価値に反映されやすい)が多くのウエイトを占め、次に建物の状態で決まります。立地についてはある程度お客様でもご判断はできると思いますが
建物の状態を判断するのは難しいと思います。以下は実務経験に基づいてになります。
木造なら築20年より築浅。軽量鉄骨造なら築40年より築浅をおすすめします。木造については2000年(平成12年)「建築基準法の改定」がありました。
①耐力壁の釣り合いのよい配置の規定。②柱、筋かい、土台、梁の仕口の緊結方法の規定③基礎形状(配筋)の規定など構造に対して大きな改定がありました。鉄骨については法定耐用年数は27年になってますが漏水事故などなくメンテナンスが定期的に行われていればより長く使えると思います。
中古+リノベで魅力なのは何よりその雰囲気そのものにあると思います。
そして無理のない返済計画で購入すること。
建築資材が高騰するなかで少しでも状態がよく安いものを探したいものです。
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