私は常々、お客様にもスタッフにも家づくりにおいてキャラクターの相互理解が大切だと伝えています。ここでいうキャラクターの相互理解とは各々価値観やイメージを共有することを指します。簡単に言うと人柄です。
普段そんな事を言っておきながら私自身が何者かはHPからでは読み取れないのでたまには自分の事を少々。
私が設計を志したのは2005年で26歳の時でした。動機はいくつかありますが
一番シンプルな動機は「格好よかった」からという稚拙な感じです。
何事にも積極的に取組む若者でしたが、学業も部活も趣味もなにひとつ究めるには至らずせめて仕事は究めたいと思い。大学卒業後も定職にはつかず朝から夜までアルバイトに明け暮れながらやりたい事を模索する日々を送っていました。
たまたま見たTV番組で建築家という職業を知り、早速設計事務所に面接に行きます。社会人経験もろくになく、建築の教育も受けてない26歳の若者を雇用してくれる設計事務所はなく、門前払いの繰り返し。ようやく辿りついた設計事務所も構造設計の事務所で想い描いていたものとは違う日々を送っていました。
(未経験の当時の私を雇用してくださって大変感謝しています!!)
そして、ある設計事務所に出会います。https://atelier-m.com/
どうしてもここで働きたいと思い「手弁当」つまりは無給でいいので働かせてくださいと懇願し入所させていただきました。そこで働く年下の先輩たちに色々教えていただきながら、設計の楽しさと厳しさを学びました。
このアトリエ時代の経験が私のベースになっています。
毎日15時なるとコーヒータイムがありここでは建築の事、音楽、洋服や趣味の事をたくさんお話したのを覚えています。
一番印象的な言葉は
「誰もいないとこであっても常に神様が見ていると思って仕事しなさい」
これは今でも私の金言になっています。
※アイキャッチの画像は私が好きなAPCがLACOSTEとコラボしたポロシャツです。
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