家づくりのお金の話。建築編。
お家のお金というのはざっくり言うと
材料費と人件費と利益で構成されています。
材料費とは名前の通り材料にかかる費用
流通してる量と相関関係にあります。
まわりと同じような材料を使えば
材料費は安くなります。
次に人件費。ここで言う人件費は
職人さんなどお家の建築に携わった
人数や技術の難易度と相関関係にあります。
ここの金額を抑えようと思うなら
誰でもつくれる簡単なお家をつくれば
コストを抑えれます。
最後に利益。これは建築会社の営業利益を指します。
大きなメーカーであれば多くの利益確保が必要になります。
各社それぞれだと思いますが35%〜45%くらいでしょうか?
地場の工務店で20%〜30%くらい。
少数人数で運営してる会社は15%〜20%あたりだと思います。
(あくまで経験上の私見です)
ちなみに弊社は後者に該当します。
以上を踏まえて考えると
建売が安い理由は材料費と人件費を
抑えてるから。
ローコストもほぼ同じ理由ですが
薄利多売のケースもあります。
材料費と人件費がかかっていない家には
当然にして欠陥(品質やデザイン)がつきもので
薄利多売だとアフターも滞るのは良く聞く話だと思います。
逆に営業利益が低いのに建築コストが
70万〜75万/坪するようなお家は
ハイスペックだったりハイクオリティ
なお家だと言えます。
見通しがつきづらい昨今の状況下で
家づくりの仕組みをより知ることが
求められていると思います。
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