急に寒くなってきましたね。
それでも静岡は僕の故郷である大阪より
暖かく、過ごしやすくいいところだと思います。
さて、建築には大きく分けて構造体が
木造と鉄筋コンクリート造(RC造)と鉄骨造(S造)があります。
どれが一番というのはありません。
そのときの条件をすべて検討して選ぶべきだと思うからです。
今日は鉄筋コンクリート造(RC造)について
コンクリートは流動性があり強度もあるので自由な造形が可能です。
躯体がそのまま仕上りなるという繊細さもあり、非常に美しい建築も多いです。
そして耐久性、耐火性も十分にあります。
半面、施工の技術がものすごく重要になります。
コンクリートはナマモノなので気温や湿度に大きく作用されます。
断熱や劣化に対する対策も必要になります。
結果コストがかかります。
斜面や狭小地など条件が厳しければ厳しいほど
RCは力を発揮します。
平地で敷地の広さ的に余裕のある方は無理にオススメはしません。
大事なのは施工者都合のみでの構造体の判断ではなく
立地、風土、予算、法的規制等々すべてを考慮したうえで
構造体を決めるべきだと思います。
今夏にいった安藤忠雄氏の淡路夢舞台
RCとう人工物が自然と共生している姿は
天空の城ラピュタみたいに美しかったです。
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