とある業界紙から
「大工の減少ペースが新築着工の減少ペースを上回る」
日本は人口減少に伴い
20年度には77万戸あった新築着工棟数が
30年度には60万戸に減少するといわれています。
20年度には30万人いた大工さんが
30年度には21万人まで減ると言われてます。
大工が減ってる一因としては待遇面があげられます。
大きなビルダーはこんな状況にもかかわらず
いまだ職人さんへのコストカットをすすめていると聞きます。
現状よりも1.4倍以上生産性をあげないと
大工さんの手だけでは家が建たない状況が生まれます。
なのでハウスメーカーはより工業化がすすみ
プラモデルみたいな家づくりになるでしょう。
そしてより職人離れがすすむでしょう。
大工が減っていくというのは私たちのように
ひとつずつ人の手によって空間をつくるものにとっては
厳しいように感じます。
しかし一方で私たちみたいにこだわりを持ったところに
これまで以上によりいい職人さんたちが集まってくれるとも考えられます。
「量よりも質」に軸足を置く
捉え方によってはピンチではなくチャンスだと考えています。
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